当山開基 専称坊安入法師は、三島郡槙原村夏井(現与板町夏井)の佐藤次衛門の家族である。宣如上人御裏書七百代御本尊を供奉し、明暦、萬治の頃(1655~61)当地に来られました。
寛文4年(1664)に蓮如上人御裏書に始まる寺号御免をいただき、福順寺を建立して、元禄13年(1700)9月に入滅。
文政11年(1828)11月12日朝の大地震で御堂、庫裏消失。文政12年、仮御堂を建立。天保2年(1831)御堂・庫裏を建立、現在に至っている。
近隣の人々の寄り集まる場所として使用されています。二十八日講(毎月28日開く)また御経会(弘教会と名づけ年2回、今年度はお休み)、女房講(年1回旅行に行く)を行っています。
盆参、報恩講(御取越)は行っています。大勢の参詣者が集まる寺としたいと思っています。