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【瓦版】指定同朋の会(高田エリア事業)高田13組了蓮寺報告

事業報告

実行委員長 藤島 直

指定同朋の会とは、旧高田教区で始まり、教区改編後も継続されている事業で、教区が同朋の会結成に困難な寺院に寄り添い、「一ヵ寺に聞法の場を開く」取り組みを企画、運営、経費の面でサポートしていくスタート・アップ事業です。
原則、同朋の会が設立されていない寺院が対象ですが、すでに同朋の会を設立されている寺院であっても、聞法の活性化のために本事業を利用していただくことも可能です。
年度3ヵ寺(3団体)を指定し、最大5回までサポートを行います。
サポート終了後も実行委員や各組(旧高田教区)に配置された同朋の会アドバイザーが相談に乗りながら、自立した同朋の会の運営を目指します。今回、ご寄稿いただいた了蓮寺様のように、同朋の会を開催される主催者の実状に合わせて柔軟に実施しています。

指定同朋の会寺院(2024年度)
高田11組 專敬寺 高田12組 福正寺 高田13組 西念寺

成果報告(現場の声)

高田13組了蓮寺(2022年度指定寺院)住職 藤原 圭

「了蓮寺同朋の会を設立して」

拙寺では、2025年5月に厳修する宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要に向けて、気運を盛り上げようと、2023年5月、同朋の会を立ち上げました。
調整委員の善立寺山越さん、同朋の会アドバイザーの福淨寺井上さんから、いろいろアドバイスを頂戴しながら、歩みを始めました。
「御遠忌をお勤めする意義をご門徒と確認したい」、「御遠忌で正信偈をご門徒と一緒にお勤めしたい」、という思いから、一年目は法話と声明を中心とした計画を立てました。
二年目には声明をメインに据え、正信偈と念仏・和讃を練習しました。
そして今年は三年目。5月にはいよいよ御遠忌法要本番を迎えます。
御遠忌ではこれまでの練習の成果をふまえて、正信偈をご門徒と一緒にお勤めしたいと思います。御遠忌以降も、ご門徒が気軽に参加できる会を目指していきたいと考えています。

了蓮寺同朋の会のようす

=同朋の会アドバイザーより=

高田13組のアドバイザーとして了蓮寺様の同朋の会をお手伝いさせて頂きました。初めてのことでいろいろ手探りのところが多々ありました。今回の経験を次の担当寺院、他組のアドバイザーと共に連携や情報を共有しながら活かしていこうと思います。

井上立英

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