親鸞聖人の高弟二十四人(二十四輩)の一人、無為信房が開基の寺。
無為信は甲斐武田氏の子孫で、俗名を武田信勝。常陸国(茨城県)稲田におられた聖人に深く帰依し、親鸞門下として活躍された。
聖人が京都へ戻られた後、会津(福島県)に無爲信寺を建立。その後、駿河国(静岡県)や京都に移転。越後国蒲原郡下条村(新潟県阿賀野市)の毫農佐藤宗栄の尽力もあり、宝暦十年(1760)、東本願寺十九世乗如上人の命により、現在の地に再興した。
法宝物には「高僧連座像」、「親鸞聖人半身の御影」、初期の「方便法身尊像」などが知られる。また、香樹院徳龍、香涼院行忠といった大谷派の最高学位の「講師」を輩出し、宗学研究の著書を数多く残している。
年間行事
- 3月中旬 春のお彼岸法要
- 7月17日 虫干し法要
- 8月 お盆
- 9月中旬 秋の彼岸法要 永代経法要
- 11月23日 報恩講
- その他、年6回「歎異抄に聴く会」実施
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