ネットDE仏教〔第二回〕

Zoomを活用してみよう!

2020.12.25 更新

1.Zoom(ズーム)って何?

Zoomウェブサイト⇒<https://zoom.us/> Zoom(ズーム)とは、一言で言えば「オンラインミーティング」、いわゆる「テレビ会議」をインターネット上で実現するものです。どんなに離れた場所にいても、インターネットに接続されたデバイス(パソコン、スマートフォンなど)があれば、誰でも簡単に、複数の人が同時に参加することができます。 Zoomはテレビ会議を実現する一つのツールで、他にも同様の機能を持つもの(MicrosoftではTeamsなど)がありますが、Zoomは基本的に無料で利用することができ、様々なプラットフォーム(WindowsやiOS・Androidなど)に対応していることから多くの企業でも採用されており、在宅勤務にはなくてはならないツールとなっています。また、最近では「オンライン飲み会」と称して自宅に居ながら飲み会を開催するのが流行し、他にも多くのテレビ番組でZoomの活用が散見されます。

2.お寺の行事での活用方法とは?

コロナ禍の現在、お寺関係者の間でもZoomを活用しているという話が増えてきました。一般企業のように通常の会議を開くための利用はもちろんですが、法話会・座談会といったものを開催しているお寺や有志団体もおられるようです。 YouTubeによる法話配信では、配信者が一方的に話を進めるため、参加者は基本的に視聴するだけになりますが、Zoomでは参加者全員がお互いに顔を合わせて意見を言うことができるので、法話のあとに座談会を開催したい場合に活用することができます。

3.Zoomを利用するには

(1) Zoomを利用するために必要なもの
Zoomを利用するためには、パソコンまたはスマートフォンなどの端末が必要です。さらにインターネット接続環境を整える必要があります。 パソコンを利用する方が、一度に多くの人と対面できるというメリットがありますが、ウェブカメラ・マイクなどの周辺機器を揃えるなど環境を整える必要があります(ノートパソコンには標準でカメラ・マイクが装備されているものもあります)。スマートフォンやタブレットでは、通常カメラとマイクがついていますので、Zoomアプリをインストールするだけで簡単に始めることができます。
(2) Zoom会議や座談会を開催する場合
Zoomを利用して会議や座談会を開催したい場合、中心となる主催者が「ホスト」となり、参加者に参加に必要なIDやパスワードを通知する必要があります。 「ホスト」となる主催者は、パソコンやZoomのシステムについてある程度熟知している必要があるため、いきなり始めるのは敷居が高いかもしれません。初めて開催する場合は、詳しい人にサポートしてもらうと良いでしょう。 なお、無料版でホストとなる場合は、1会議につき40分という時間制限があります。無料で使用し続けるためには、40分ごとに接続し直す必要があります。必要に応じて有料版の登録をしましょう。(月額2,000円~)
(3) Zoom会議や座談会に参加する場合
Zoomでオンライン会議や座談会などに参加するとき、基本的に主催者側へ参加の申込みが必要となります。申し込み後、何かしらの手段でミーティングIDやパスワードなどの連絡が来ますので、開催日の予定時刻になったらZoomを起動してIDとパスワードを入力して参加します。具体的には主催者へ問い合わせてください。参加するだけの場合は、Zoomの利用に関しては無料です(インターネット接続料などは除く)。
(4) Zoomを導入する方法について
真宗大谷派東京教区では、Zoomを有効的に活用しているようです。東京教区ホームページにはZoom導入方法について詳しい資料が載せてありますので、そちらを参考にしてみてください。特に主催者編マニュアルには、寺院での活用事例が多数掲載されています。

真宗大谷派東京教区「暮らしにじぃーん」 ↑トップページ最下部にZoom資料へのリンクがあります。