2023年度最後の女性研修会は講師に黑萩 昌(くろはぎ まさみ)先生(北海道教区南第3組法誓寺住職)をお迎えし、2024年3月27日(水)、三条別院を会処に開催しました。
開催の呼びかけとして「生活は私の現場、わたしは何を伝えられてきたか?」を掲げ、先生から「今、大切な人に伝えねばならない事」をテーマにお話をいただきました。
日程は10時開会、勤行、講義、昼食休憩の後、班別座談、まとめの講義をいただき、15時半に閉会という流れでした。
参加者は55名(うち10名が午前中の講義のみオンライン参加)でした。
男性の参加は9名、家族や夫婦のご参加もありました。
先生はご自身やご家族の日常から仏法がいいあてていることを親しくお伝えくださり、参加者の皆さんはみるみるお話に引き込まれていきました。
その中で「宿業の身」であることの苦悩や本当の自分を知るという「自覚」こそが私たちを歩ませること、「何のために生きるのか」といういのちの根底からわき上がってくる問いが念仏の教えを聞かせるのだということを様々な角度からわかりやすく丁寧にお話しくださいました。後生は今の問題。生きざまを通じて生死を超える歩みを大切な人・家族に伝えていくことなのだとお聞きしました。
班別座談では、みなさん先生のお話の中に響く言葉や身に沁みるものがとても多く、本音が出たり、話も深まったようでした。黒萩先生は各班の座談にも加わってくださり、親しくお話ししたり質問したりで、あっという間の一時間でした。
女性研修会では一日日程でゆったりとじっくりと聴聞し、親しく語り合うことを大事にしています。またスタッフと共に学ぶ学習会も計画し、毎回20名ほどの参加をいただいています。
どなたでも参加できますので是非ご一緒にお話をお聞きしましょう。